スマホを使っていると、「アプリがなかなか開かない」「画面をタップしても反応が遅い」と感じることがあります。動作が重くなる原因は一つではなく、ストレージの空き容量やメモリの使用状況、本体の発熱、通信環境など、さまざまな要因が関係しています。
購入してから年数が経過した端末では、経年劣化が影響している可能性もあります。そこで今回は、スマホの動作が重くなる主な原因と、自分でできる改善方法を紹介します。
スマホの動作が重くなる主な原因を確認しよう
動作が遅いときは、すぐに故障と判断せず、スマホの状態を一つずつ確認しましょう。原因によって有効な対処法が異なるため、まずはどこに問題がありそうかを見極めることが大切です。Android公式でも、発熱やストレージ不足、キャッシュ、ウィジェット、OSやアプリの状態などが原因として挙げられています。
ストレージやメモリが不足している
写真や動画、アプリなどのデータが増えてストレージの空き容量が少なくなると、動作に影響する場合があります。また、複数のアプリを同時に使用していると、作業領域であるRAMへの負荷が大きくなり、操作が重くなることがあります。(network.mobile.rakuten.co.jp)
スマホの発熱や通信環境も影響する
ゲームや動画編集など、処理負荷の高い操作を長時間続けると本体が熱くなり、温度を下げるために処理性能が制限される場合があります。また、SNSやWebサイトなどインターネット通信を利用するアプリは、電波状況や通信速度によって表示が遅くなることもあります。
動作を軽くするために試したい対策
原因が特定できなくても、比較的簡単に試せる方法があります。大切なデータを削除する前に、不要なアプリやファイルを確認しながら、できるところから整理していきましょう。
不要なアプリやデータを整理する
まずはスマホのストレージを確認し、使っていないアプリや不要な写真、動画などを整理します。残しておきたい写真や動画は、オンラインストレージなどへ移してから端末内のデータを削除する方法もあります。UQ mobileでは、Androidでストレージの空き容量が全体の10%未満になると、動作が重くなる可能性があると案内しています。
また、使用していないアプリを終了したり、不要なウィジェットを減らしたりすることも、端末への負担を抑える方法の一つです。
再起動やアップデートを行う
一時的な不具合によって動作が不安定になっている場合は、スマホを再起動することで改善する可能性があります。何日も電源を入れたまま使用している場合は、一度再起動して状態をリセットしてみましょう。
OSやアプリを最新の状態に保つことも重要です。アップデートには機能追加だけでなく、不具合の修正などが含まれる場合があります。
キャッシュを整理する
キャッシュは、Webサイトやアプリをスムーズに利用するために一時的に保存されるデータです。蓄積したキャッシュが原因で動作に影響する場合は、対象となるアプリやブラウザのキャッシュを削除してみましょう。Androidではアプリごとにキャッシュを削除できる機種があります。
対策しても改善しない場合は端末の状態を確認
ここまでの対策を試しても動作が改善しない場合は、スマホそのものの性能や劣化が関係している可能性があります。特に長期間使用している端末では、バッテリーなどの部品が劣化していることも考えられます。
また、最新のゲームや動画編集など、購入時よりも負荷の高いアプリを使うようになった場合は、端末の処理性能が用途に合わなくなっていることもあります。その場合は、無理に設定を変更するより、機種変更を検討するのも選択肢です。
スマホの動作が重くなったときは、まずストレージの空き容量やアプリの使用状況、本体の発熱、通信環境などを確認しましょう。不要なデータを整理し、アプリやOSを更新したうえで再起動するだけでも改善する場合があります。それでも解決しない場合は、バッテリーや端末の経年劣化なども考え、修理や買い替えを検討しましょう。なお、具体的な改善効果は機種や原因によって異なるため、原因を確認してから対処することが大切です。