Posted by admin | 2016年8月22日 at 12:00 AM | Permalink | No comments |

i-dioは地上アナログ放送の終了で空いた周波数帯であるVHF-Low帯(99MHz~108MHz)を利用し、AAC320kbpsの高音質を実現した新しい放送です。既存のテレビでもラジオでもない“第3の放送”で、受信機があれば視聴できるのです。契約、利用料などは不要となっています(今後、有料サービスが個別に配信される可能性はあります)。i-dioは映像や音楽だけでなく、番組に関するデータなど、デジタルデータなら何でも送ることができるマルチメディア放送です。携帯電話のデータ通信とは異なり、放送波で不特定多数に一斉配信されているので、通信の混雑がなく、災害時などには安全・安心情報を確実に届けることができるのです。なお、データを受信しておき、後で自分の好きなときに楽しめる蓄積型の放送も予定されています。放送は全国を7エリアに分け、それぞれの地域に合わせたサービスが提供され、2016年6月現在の放送エリアは、東京、大阪、福岡。7月には名古屋にも拡大予定だ。チャンネルは、コンテンツプロバイダー各社によって多彩に用意されています。現在は、地上デジタル放送で最高音質の音楽とニュース、カルチャーを提供する「TS ONE」、高音質のドライブミュージックや走行エリアの天気予報などを提供するドライバー向けラジオ番組「Amanekチャンネル」、ショートムービーやアニメなどオリジナルの映像を配信する「i-dio Creators Ch.」、さらに、ジャズやクラシック、洋楽を専門に流すチャンネル、地域限定の番組などが用意されています。今後も随時追加されていく予定です。


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