Posted by admin | 2025年9月9日 at 12:00 AM | Permalink | No comments |

日本では5Gの普及が徐々に進んでいますが、いまだに5G対象エリアは日本全国にたくさんあります。とくに都市部以外の地方では5Gではなく、4Gにのみ対応しているエリアも多いでしょう。では日本以外の世界では5Gはどれくらい普及しているのでしょうか?ここでは世界における5Gの現状をまとめてみましょう。
【中国では約11億人が5Gユーザー】
中国では2025年5月末時点で5Gユーザー数が11億人近くになったと発表されています。中国の通信産業は安定した運営状況を保っており、不変価格で計算した電気通信業務総量は前年同期比で3.6%増となっているのです。
5G携帯電話ユーザーは11億人近くに達しており、1Gbps以上の通信速度の固定回線ブロードバンド接続のユーザー数は2億2300万人です。5G基地局の総数は前年末比23万5000箇所増の448万6000箇所です。基礎的電気通信役務を提供する企業3社と中国広電の5G携帯電話ユーザーを合わせると10億9800万件に達しており、携帯電話ユーザーの60.8%を占めているのです。
【北米以上の5G人口カバー率は77%】
5G接続数の拡大を牽引しているのは北米市場といっても過言ではありません。2024年の接続数は前年度67%増の2億8900万に拡大しています。5Gの人口カバー率は77%となっており、国内で展開されている商用の5G網と5GLTE網は同じ数になっています。
北米だけではなくラテンアメリカ市場でも5Gは急速に拡大しており、接続数は前年の2倍にあたる7600万に増加しました。ただしラテンアメリカでは現在も4GLTEが中心的な役割となっており、モバイル接続全体の74%を占めています。
【世界の5G接続数は22億5000万を突破】
アメリカの5G関連業界団体である「5G Americas」とイギリスの調査会社「Omdia」によると、世界の5G接続数は2024年に22億5000万を突破していると発表しています。5G接続数の拡大は、同じ期間の4GLTEと比べて4倍のペースで進んでいます。
また世界の5G接続数は2029年までに83億に達する見込みです。モバイル接続全体の59%を占めるとも予想されています。モバイル接続全体ではIoTデバイスの接続数拡大が顕著であり、2024年には新たに4億3800万台が増加しています。
【日本の5G人口カバー率は98%超】
総務省によると、2023年度末の全国の5G人口カバー率は98.1%tおなっており、2025年度末の目標であった97%を2年も前倒しで達成しています。また各都道府県別の5G人口カバー率は2023年度末の時点で、87.7%~99.9%となっています。
国内で5Gサービスがスタートしたのは2023年3月~であり、2024年3月末時点の5G契約数は9237万件となっています。この数は携帯契約者全体の41.6%に及びます。5G普及を推進する総務省では、新規周波数の割り当ての際に、携帯電話各社に5Gインフラの整備計画を提出させています。
これに対して携帯各社は義務・責任を果たした結果、このような普及率に繋がっています。しかし5Gが前倒しで整備されたにも関わらず、現時点における携帯電話利用者の関心は高くはなく、5Gならではの利点なども見当たらないのが現状です。
その背景には、携帯電話各社の5Gエリア整備が、展開スピードやコストを重視したあまりに4Gの交換機に5Gをつなぐ「NSA方式」を優先してしまった結果、「超高速・大容量・多数同時接続」など5G本来の通信品質を十分に発揮できていないことが考えられます。「ピュア5G」と呼ばれるSA方式は現状でも本格展開できていません。5G人口カバー率はLTE周波数のNR化による点が大きいことです。
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