Posted by admin | 2016年11月16日 at 12:00 AM | Permalink | No comments |

社会現象を巻き起こしたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が、国内配信開始から約3か月たちました。マンネリによる人気の陰りが指摘される一方、スマホゲームになじみのなかった中高年齢層を取り込んでいます。社会問題も指摘されたポケモンGOは、配信当初の熱狂ぶりが落ち着きつつあります。調査会社・ヴァリューズの推計では、1か月に1回以上ゲームを開いた利用者は7月の1100万人から、9月は761万人に減ったとされています。ただ、年齢区分でみると、20歳代の割合が低下したのに対し、30~50歳代が57・1%から60・5%に増え、60歳以上も5%強を占めています。楽天証券の今中能夫アナリストは「自分のペースでのんびりと遊べるところが、大人に受け入れられたのではないか」と話します。一方でポケGO人気で追い風に乗っているような任天堂ですが、任天堂株急落を招いた「Nintendo Switch」という悪いニュースが飛び込んできました。株価急落のきっかけは、10月20日深夜に発表された次世代ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が期待を裏切る結果だったため、その失望感から売られたとの見方が支配的です。10月20日の終値では2万6950円まで上昇していたこともあり、利益確定売りもあったようです。「持ち運び」のための兼用ゲーム機という発想は、ゲームのプレーを大きく変えるほどのインパクトはなく、想定の範囲内ともいえ、かえって「守り」の印象をもたれた可能性は否定できません。


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